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ESD湿地ビオトープ「こまなきの里山」 通信No.7
2023/03/14
カスミサンショウウオはどれくらい産卵したのでしょうか。
これ以上季節が進むと幼生が孵化するし、胴長を着て水に入って調べるとなると、
孵化した幼生を足で踏みつぶす恐れがあります。
このため2023年3月7日、とりあえず現時点での卵塊数を数えることにしました。
結果は29卵塊! たくさんありました! よほどこの場所を気に入ってくれたようです。
画像左側に、表面がつるつるした卵のうの中に長く伸びた形の胚が見えます。
これは産卵後、日が経っています。
一方、画像右側にはしわがある卵のうの中に丸い卵が見えます。
これは、ごく最近産卵されたものです。
どうやら複数回のタイミングで産卵が行われているようです。
次回は孵化した幼生を見られるかな?